Friday, November 29, 2013

小山内護、上がり2ホールでトリ・ダボ…試合は大混戦に




2011年10月08日18時29分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 立山 光広 -11
久保谷 健一 -11
石川 遼 -11
小山内 護 -11
5 キム・ヒョンテ -10
6 宮本 勝昌 -9
C・プラポール -9
冨山 聡 -9
9 B・ジョーンズ -8
10 S・コンラン -7


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17番トリプルを叩き困惑する小山内護(撮影:岩井康博)


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キヤノンオープン 3日目◇8日◇戸塚カントリー倶楽部(7,168ヤード・パー72)>

 「何が起きたんだろうという感じ」17番まで2位以下に3打差をつけ単独首位を走っていた小山内護だったが、上がり2ホールで衝撃の展開が待っていた。神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「キヤノンオープン」の3日目。首位と1打差の2位からスタートした小山内は、前半でスコアを3つ伸ばしハーフターン時は単独首位に。後半も11番、13番でバーディを奪い、16番までで5つスコアを伸ばしていた。

遼、最終ホールで痛恨ダボも首位タイで最終日へ!

 しかし、17番でティショットを左に曲げると、2打目はフェアウェイに出すだけ。3打目はグリーン左手前ラフそこから、アプローチミスなどが続き痛恨のトリプルボギー。最終18番でも3オン3パットでダブルボギーと貯金を一気に吐き出し、スタート時と同じトータル11アンダーでホールアウトした。

 「アプローチが最後急におかしくなった」とラウンド後に振り返った小山内。この他にはボギーもなく「また明日気持ち新たに回るだけだよ」と最終日に向け、気持ちを切り替えていた。

 小山内と単独首位スタートの石川遼がスコアを落としたため、首位には小山内、石川、立山光広久保谷健一の4選手が並ぶ大混戦に。首位4人で最終日は04年のミズノオープン以来だが、果たしてこの混戦を制するのはどの選手になるだろうか。

 悲願のツアー初優勝を狙う立山は、ドライバーが不調だが「なぜかスコアがいい」という不思議な状態。ホールアウト時は小山内がトップで「遼がトーナメントリーダーだとチャンスはないけど、マモ(小山内)ならチャンスあるな」と笑顔で語った。

 この大会の09年覇者、池田勇太は一時は10アンダーまでスコアを伸ばしたが終盤失速し、トータル7アンダー10位タイに後退した。「流れを作るのが下手だな。自分で流れをつくってきて、それを自分でくずしちゃうんだから。ひどいゴルフだな」と言葉少なにコースを後にした。

【3日目の順位】
1位T:立山光広(-11)
1位T:久保谷健一(-11)
1位T:石川遼(-11)
1位T:小山内護(-11)
5位:H・T・キム(キム・ヒョンテ)(-10)
6位T:宮本勝昌(-9)
6位T:チャワリット・プラポール(-9)
6位T:冨山聡(-9)
9位:ブレンダン・ジョーンズ(-8)
10位T:池田勇太(-7)他7名

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