Friday, November 29, 2013

遼、最終ホールで痛恨ダボも首位タイで最終日へ!




2011年10月08日17時51分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 立山 光広 -11
久保谷 健一 -11
石川 遼 -11
小山内 護 -11
5 キム・ヒョンテ -10
6 宮本 勝昌 -9
C・プラポール -9
冨山 聡 -9
9 B・ジョーンズ -8
10 S・コンラン -7


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同組の小山内も18番でダブルボギーを叩きお互い苦笑いでホールアウト(撮影:岩井康博)


キヤノンオープン 3日目◇8日◇戸塚カントリー倶楽部(7,168ヤード・パー72)>

 初日、2日目と順調にスコアを伸ばしてきた石川遼。しかし、この3日目はスコアを落とす展開になってしまった。神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部で開催中の、国内男子ツアー「キヤノンオープン」3日目。単独首位からスタートした石川は、スコアを1つ落としトータル11アンダー首位タイで最終日に臨むとことなった。

「石川遼1打速報」で3日目の全ストロークを振り返る

 石川は1番でバーディを奪い最高のスタートを切ると、8番までで2つスコアを伸ばすが9番でボギー。ここから雲行きが怪しくなり、後半は14番までスコアカード通りのプレー。15番でボギーを先行させると、16番パー5で取り返すが、最終18番でティショットを「飛ばそうと思って、力んでしまった」ため痛恨のOB。ここをダブルボギーとしてしまい、立山光広らと並んで首位タイでホールアウトした。

 この日は今大会3日目としては過去最高の12,325人のギャラリーが来場。普段ならばギャラリーが増えるほど石川は見せ場をつくる傾向があるが、この日は大ギャラリーが仇となった。関係者の話によると12番、13番、16番、18番で携帯電話のカメラシャッター音がして、13番では2度もティショットを仕切りなおす事態に。石川は18番でのことを「自分の中で集中しきれていない部分があった」や「力んでリズムが合わなかった」などと語ったが、ここまで続くとさすがに無関係とは言い切れないのではないだろうか。明日はこういうことがないよう、くれぐれもギャラリーの皆様には気をつけていただきたいところだ。

 石川と同組の小山内護も上がり2ホールで貯金を全部吐き出し11アンダーでホールアウト。18番グリーンで握手をする時に「なんだかドタバタになっちまったな」と2人で苦笑したそうだが、これで試合は3打差以内に9選手がひしめく大混戦に。石川は「明日は難しい展開になると思う。バーディ合戦になるし、気を抜くと10位ぐらいになってしまいそう」と気合を入れなおした。

 明日は、高校生1年生でツアー初優勝を挙げた時に同組だった久保谷健一と立山とのラウンド。運命を感じるかとの報道陣からの問いかけには「今はまったく感じていません。皆さんが運命と書くのは嫌な感じはしないですよ(笑)」とコメント。縁起のいい最終日最終組となったが、ここで今季初優勝を飾れるか。2日目までと同じように理想のスイングを追求しながら、無心にプレーできればその先に栄冠が待っているはずだ。

【3日目の順位】
1位T:立山光広(-11)
1位T:久保谷健一(-11)
1位T:石川遼(-11)
1位T:小山内護(-11)
5位:H・T・キム(キム・ヒョンテ)(-10)
6位T:宮本勝昌(-9)
6位T:チャワリット・プラポール(-9)
6位T:冨山聡(-9)
9位:ブレンダン・ジョーンズ(-8)
10位T:池田勇太(-7)他7名

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